少しだけロジカルに

今日は半日かけて音楽用のハードディスクの整理も兼ねてOSの再インストールをしてました。
でそのときにDigitalPerformerでReasonを音源として使う方法の昔に書いたメールの下書きメモを発見したので掲載します。
この時に教えてあげた見ず知らずのバンドの人は結局うまく使えたのかなぁ?
その後、連絡ないですけども。
それはともかくとして誰かの役に立つかも知れないから載っけときます。
以下、メールの下書き。
ReasonをDP3で音源として使うとフリーズするという見ず知らずの人への回答文。


僕も日記に書いた当時、すぐにフリーズしていたものです。
こちらの症状は、どんなモノだったかと言いますと
Reasonを終了してDigital Performerを終了すると同時にフリーズという
モノでした。
僕の日記で言いますと「02.11.6研究成果。(まだ途中)」と「02.11.9 マッドな学士。」
までこの症状は、続いておりました。
マニュアル等関連の書籍を調べてみても「02.11.9」に書いた方法で間違いないはずだとは
思うんですが駄目だったんです。
その後、OMS Emulatorを使用するようになり現在に至ります。
フリーズに悩まされることもなくなりました。
結論として僕のフリーズの原因は、OMSとDigital Performerの相性の悪さにあったようなのです。

以下の文章は、日記には書くつもりでは、いたものの
長い事、書き忘れていた「Reasonのモジュール化」の改訂版みたいなモノです。
お役に立てれば嬉しく思います。


Rewireの設定は、僕は次のようにセッティングしています。

・まずMacのハードディスクの設定に関してです。

Power Mac G4 466(メモリ382MB)の30ギガのハードディスクを半分にパーテーションを
切っています。
それぞれにOS 9.22とOS 9.1をインストールしておりますが前者の方は
主にインターネットや音楽製作とは関係のないソフトが入っていて
Digital Performerェ 3.11, Reason1.01等の音楽製作に関するソフトは
後者のOS9.1の方にインストールしています。

ハードディスクの円周の外側にあたる部分の方が高速に回転する為に
ハードディスクレコーディングにおいては、ファイルにアクセスする時間が
少なくて済む為に良い様なのですが、パーテーションを切る際にどちらが
外側になるのかが、僕には知識がないので解らないのが残念です。

パーテーションを切る事により月に一度ほど Norton Disk Doctor でクロスリンク云々の
問題が出てOSの再インストールを繰り返していたのですが、それもなくなりました。
ただ「月一度の再インストール問題」に関しては、僕だけの事なのかも知れないので
パーティションは、切らなくても良いのかも知れません。

・次にDigital Performerェ 3.11、Reason1.01、OMS Emulatorの設定についてです。

Digital Performerェ 3.11、Reason1.01、OMSをマニュアルに載っているように
普通にインストールします。 メモリの割り当ては、デフォルトのままです。
ここからが何かポイントのように思う所です。

OMSに関して。
システムフォルダ内機能拡張にある OMS機能拡張を外します。
その代わりに OMS Emulator機能拡張を入れます。
(OMS Emulator機能拡張は、http://members.cox.net/synths/studio/Downloads.html
こちらよりダウンロードできます。)
なおシステムフォルダ内にあるOMS Folderは、そのままでも良いです。

・FreeMidiに関して。
1 初期設定で、Inter-application MIDIのチェックを入れます。
2 OMSを読み込むなどのチェックは外します。
つまりUse OMS when availableにはチェックを入れない。
FreeMIDI aplications Only と Always Load at startupには、チェックを入れる。と言う事です。
理由としてOMS Emulator とは、 OMSがFreeMIDIに対応する以前の機能拡張であり
OMSをエミュレートする為の機能拡張であるから。

Digital Performerェ 3.11、Reason1.01に関して。

1 DPを起動します。AUXトラックを作りinputをReason Mix L Rにし、次にReasonを立ち上げます。

2 Reasonの初期設定。
MIDIで Port:No MIDI Input を選ぶ。
Advanced MIDIのBus AのところでDigital Performer3.xxを選びます。
一番上のラックMIDI IN DEVICEの各チャンネルに好みのデバイスをアサインしておく。
仮にCHANNEL1にPOLYPHONIC SYNTHESIZERを指定しておくとします。

3 Digital Performerェ 3.11の設定。

Performer の MIDI Pach Thru 設定を使用する為に TrackWindow, ミニメニューで MultiRecord を選択する。
inputデバイスの選択の中にReasonという文字がでてくるので、そこでinputを選択することができるようになりますのでReason-1を選択するとPOLYPHONIC SYNTHESIZERがそのトラックにアサインされます。
ステップレコーディングする際は、この時点で音が出ると思います。

なおリアルタイムで演奏する際には、MultiRecordにチェックを入れている為に TrackWindowのRecボタンをクリックして録音状態にしてすぐ隣のinput ch でMIDIコントローラーとして
使用している鍵盤等を(僕は、TRITONを使用している為に TRITON-any という項目を選択しています。)
指定しなければ音が出ません。





さらに追記としてフリーズの原因がDigital Performerェ 3.11とReasonに起因していない場合も
考えられます。

僕の経験した事は、USBのMIDIインターフェイスによるモノでした。
現在は、MOTUのFastLaneを使用しているのですが
一時期、ローランドのMIDIインターフェイス(名前は覚えてないのですが)を使用して
いた頃がありまして相性が悪かったのか打ち込みをしている最中によくフリーズしてました。
その頃は、Reasonをインストールしてなかったので状況は、違いますが。
ただFastLaneにして症状がピタリと止まったので原因だったのかなぁ、と思っているのですが。




今現在、OMSとの同期に関して悩んでいる人ってあまりいないのかな?
でもまだOSX環境での録音環境に移っていない人も多いと思うんですが。どうなんでしょうか?







流行ってるっていうもんで読んでみました。

きょうの猫村さん 1

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