驚き。

テレビで爆笑問題の太田が憲法第九条に関して論議を交わす番組を観た。
それを観て驚いたのだが現在、日本では若者の(ぼくの世代30代も若者と入れてしまっていいのか、どうかは分からないが。)半数近くが第九条の改正に賛成だという。
ぼくの意見はどうかというと完全に九条改正反対派である。
そもそも自国を守る、昔はそれで良かったのだけれども今は違うから、なんていう「今の現実からは・・・・」で始まる賛成派の政治家や物知り顔の大人の意見は「戦争という殺し合い」の存在自体を認める前提に成り立っている。
問題は「戦争」の存在ではないのだろうかと。
戦争は恐らくなくならないだろうと思う。
理想論という言葉は確かに青臭いものだけども理想までをだからといって失ってしまっていいのだろうか? 
「武器」も「軍隊」もなくなれば戦争はなくなるんじゃないだろうか? 
それはものすごくリスクの高い実験なのかもしれないけれども。
だから太田が語っていた「暴力無き言論のテロ」にぼくも深く賛同するわけだ。(誰かの受け売りの言葉かも知れないが。)
それでもテレビと言う公共の場で名の知れた人が語る理想論で少しでも「おれが行きたくないから戦争反対」なんていう利己主義的な反対論じゃなくて「優しさと教養」からの反対論を唱えられる人が増えてくれればと思うわけです。



今日の一枚。

Bugcity

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