3日の空白

歴史上、記録のそれほど残っていないほぼ「空白の期間」というものがあるわけで、「空白」を意識するってことは「空白じゃない期間」を意識するわけで、現在の情報過多の音楽史を考えることにおいて昭和30年代のハコバン・ジャズコンボの歴史資料なんてそうそう見つからないし数も微々たるものだろう。縁あって一昨日から今日にかけて約20年間ほどジャズのバンドでパーカニストとして活躍をされていた方と話す機会があって大変に貴重なお話を聞く事が出来たわけで(小学生の時以来会ってなかった親戚のおじさんなんだけども。)話が無茶苦茶に面白かったんですが、何が一番おもしろくて羨ましかったかと言いますと現在、名盤と言われている数々の黄金期のジャズのアルバムを新譜として買う事が出来たということ。こんな羨ましいことが他にあるだろうか?


だんだんと親戚中が集まる機会には「喪」という言葉がまとわりつくようになったという事は、やっぱり歳とったんだなぁ、と思うわけです。



今日の1枚。

ゲッツ/ジルベルト

ゲッツ/ジルベルト