サン・ジェルマン・デ・プレ

今日の1冊。

ボリス・ウ゛ィアン『アンダンの騒乱』と併録されている訳者伊藤守男による「<ボリス・ウ゛ィアン評伝> すりきれた人生」を読んで思った事と分かった事と言えば、安部公房倉橋由美子およびサルトルらがまた上手いこと繋がったということ。
しかし相変わらず訳分からん話だ。
結局「バルバラン」ってなんなのか?分からんし。
それでも最後まで読ませてしまうのは、作者の力量によりものなのか? それとも「訳分からんものを読んでる自分ってカッコいいじゃん。」っていう読み手(つまりぼくです。)の思い込み、自惚れなのか? 
そう思わせてしまう雰囲気を作り出させる作風であったりするのは、後年、彼の死後に作り出されたものなのかも知れないけども「そういう楽しみ方」も多々ある「楽しみ方」のヴァリエーションの一部に過ぎないわけで良いんじゃないかと思う。
それにこの楽しみ方(作品に対する接し方)は、何事においても完全にマニアックに成りきれないぼくには「良い感じの温さ」で丁度良かったりする。



今日の1枚。

カマンベールチーズの箱入りの2枚組盤をゲット。
ゲンズブールの歌詞を日本語にするとエロい。