時間とノイズと空飛ぶ花嫁

今日の1枚。

FREAK SMILE

FREAK SMILE

はい。
この前、オークションで落としたCDです。
聴いた限りですね、最高に良いんですけども一般家庭では、100%受け入れられないと思われる箇所がチラホラと聞き取れちゃうのです。
歌詞に関しても、最高に良いんですけどもドリカムなんかを土曜午前中にかけながら昼食の準備なんかをしちゃうような「憧れの家庭」の中では、(あー、別に「ドリカム」っていっても「ドリル噛む男」ならオッケーです。)受け入れられないでしょう。
つまりチャートに置ける購買層である実に保守的な「中高生」、「OLさん達」、「ベスト盤ニストの男性陣」には、受け入れられないって事です。(大学生を抜いたのは、別段意味ないですよ。日本のこれからの自立的な知識、『Freak Out』のザッパによるライナー的な「知識」の発展に願いを込めているわけじゃないですよ。そーあって欲しいとは、考えてますけども。)
と言うか、彼らが保守的であるって考え方もすっげぇ間違えているって言う事は、充分に分かってます。
どちらかというとぼくの方が保守的な考え方を持っているということを「動物占い」やら「占星術」やら「部屋の本棚」、「CD及びレコード」が物語っているわけでして、家に遊びに来た事がある人や一緒に飲んだ事がある人には、尚更のことわかっていただいているでしょう。
たぶん。

だから廃盤。
売れねぇーもんは、ダメだっていうすごい論理。(実にダーウィン的。本の雑誌のでなく。)

でも、その外側にも需要と供給の曲線は、存在していて、その為、ちょいと高値になっちゃっているという。
そこで働いている「神の手」ってものは、経済学なんかで習うあの「神の手」なんかとは、多分違うものなんだろうなぁ、と勝手に考えているわけでして、それというのも「多分、神はオークションは、やらない」という友人の有り難い神が掛かった言葉の所為でもあるわけなんですけども。



今日の1冊。

シュトックハウゼン音楽論集 (エートル叢書)

シュトックハウゼン音楽論集 (エートル叢書)

池袋の例の古本屋で購入。
買うのに15分ほど迷った。
でも、やっぱ読みたいじゃん。