仙台放蕩帰還、冷中華。
旅は、「小さめのブラを探すという事」から始まったと書きはじめると如何にも「カッコつけやがって!」っていう見事な程に抑揚のない反論が来る。
んじゃ、どうやって書き出せばいいんだよ?と感想を持たざる得ないわけで、実際のところ、そーだったんだから仕方がない。
朝の寝坊やら何やら、もあったわけだけれども、まだそれは、東京での話。
高速バスで「焼きたて草加煎餅(2個入り)」を醤油の香りを楽しみながら、ぼくの深く悲しき小3のトラウマ、醤油工場への遠足の時のバスガイドさん(おそらく当時、20代中盤)に吐瀉物のプレゼントを差し上げたという事を思い出し、ちょっとだけ暗い気持ちになりながら幾つかのインターでトイレタイム。
大きなモナカの看板を右手に仙台市内に到着、そのまま一路、最大の目的地である「冷やし中華」誕生において大きな役割を果たした中華店「龍亭」へ。
時刻は、2時過ぎ。
ホテルへのチェックインは、3時だから時間もバッチリ。
予定外の猛暑に「冷やし中華」への「心と体と空腹」の準備もバッチリ。
んで、食べたわけなんだけども、これがなんていったら良いのかわからんぐらいに美味い。
普通、というか、美味いラーメン屋って紹介されたりしている店なんかに行っても、そりゃ美味いんだけどもさぁ、なんかねぇー、って感想しか持たないわけなんですけども、洒落になんないほど美味かったんですね、写真で見ても分かるかと思うんですけども「具」と「麺」がそれぞれ別皿で、デフォルトでカラシものってない。
紅ショウガもなく実にシンプル。
「冷やし中華」を食べにだけ仙台に行く人なんて、きっと稀なんだろうけども行ってみるだけの価値は、あるかと思います。
結局のとこ後は、市内のレコード屋と古着屋、それから牛タンカレー店、仙台市内に2店舗あるヴィレッジ・バンガード(ジャズ店では、なく雑貨屋さんです。)、ダイエーやらヤマダ電機をグルグルと巡り、行った観光地と言えば、ぼくは、高橋源一郎経由での芭蕉ファンであるから松島オンリー。
それから中々、グレイトな靴屋の看板を見つけたんで掲載しときます。
仙台に住みたい。と思ってしまいました。
今日の1枚。
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