風来坊

新年度です、といっても、ぼくといったら
現在、朝から晩まで古いベースマガジンに載っている「風来坊」のベースラインを
丸一日、朝から晩までコピーしている日常を送っているわけで
職場仲間との、そう、あの懐かしきわきあいあいとした桜の花見などするところではなくて
書店で平積みされていた阿部和重の新刊の第一章がトッドじゃん!!などと一人興奮したわけなのですが
2000円もする本を購入するには、財布の中身が許してくれるわけもなく
大江健三郎は、おもしれぇーなぁー、J文学ってここから始まったんじゃねぇーのー、なんて炬燵で珈琲飲みながら
無精鬚なんか伸び放題で、誰の目から見ても明らかなぐらいに
今や不況のおかげで、以前ほど声高に語られることがなくなったよーに感じられるニートな生活を送っているわけです。
にしてもドストエフスキーの世界から抜け出して、先日、先週まで『悪霊』を読んでいた、みると
なかなか次に読む本が定まらない、で、こうなった場合、ぼくは、大江健三郎を読むことにしているわけだけれども
けっしてあの濃い世界を薄めよーってわけでは、ないのであって、さらりと読めちゃうよーな文章がもっていない中毒性のある文体を体が求めるままにしているそういうわけなんだろうとぼくは、考えている。
変な喩えだけれども、音楽で言えば、ビーフハートだったり、ザッパだったり、プライマスだったりするよーな。
そりゃまぁ、いいとして新年度始まったんですなぁ。


今日の1冊

同時代ゲーム (新潮文庫)

同時代ゲーム (新潮文庫)



今日の1枚

Brown Album

Brown Album