反戦週間
フランクル『夜と霧』の旧約版と新約版をデートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデンを聴きながら立て続けに読み切りXTCの「Living Through Another Cuba」のキューバ危機の年代の間違いを指摘したのは誰だっけか?という事に思いを馳せながら締めとしてチャールズ・チャップリン『独裁者』を観返した。
この映画は1940年制作の映画である。
ヒットラーが勢力を拡大してきた頃の作品だ。
この時、アメリカはまだ参戦していない。
彼、ユダヤ人の床屋(チャップリン)はラストに語る。
「知識よりも思いやりが大事である。兵士諸君、犠牲になるな。独裁者の奴隷になるな。夢を知らぬ者だけが憎しみ合うのだ。人生はもっと楽しく、もっと素晴らしいものだ!」
昨日のタモリ倶楽部で近田春夫が「ぷち妥協」という言葉を使っていた。
以前、マーティ・フリードマンから教わったとの事なんだけどもこの言葉には「妥協」という言葉の持つ大人びた嫌らしさがない。
リングス中盤期まで自他ともに認める前田信者だったぼくには「妥協」という言葉が許せないものだったのだけれども憑き物が落ちた気分になった。(よりにもよってマーティーによって!)
これからハイデッカー『存在と時間』を6年ぶりに読み返します。
どんな感想をいまのぼくは抱くのだろう?
今日の映画。
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今日の一枚。
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