ブラックサバスのベスト盤


年を越すときに思い出すのは、どうしたわけか自転車のパンク修理をしている情景。
19歳の頃の初めて一人で年を越す時のことだ。
一階の角部屋にぼくは、住んでいて迷路のように入り組んだ住宅街の中にそのアパートはあった。
家賃は、50000円弱。
今だったら絶対にそんなところのは、住まないだろうと思うほどに天井が低くて日当たりも実に悪かった。
そういえば2階に住む外国人の方が逮捕されていくところも見たっけ。
唯一のこいつは、いいと思えたところがボタンを押すと電動で降りてくるベットくらいなものだったのだけれども
それですら今では、そんなに魅力的に思えるものではなくてなんだかあんまりいい思い出もない。
それは、ともかくそんな部屋に住んでいて晦日の昼ごろに自転車パンクの修理をしていたわけだ。
その時かけていたCDもよく覚えていてブラックサバスのベスト盤、オジー時代のを編集した2枚組。
これではっぴいえんどでもかけていたら出来過ぎな情景なのだろうけれども
現実なんてそんなものだ。
なのでぼくにとって自転車チューブのなんか焦げたような臭いとN.I.Bは、
年の瀬、年末をぼくに思い出させる。
だからって今日そのCDを聴いているわけでもないのだけれども。


今年のたぶん買い収め。

ホーソーン、カリフォルニア-伝説が生まれた場所(レア・トラックス)

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