朝起きたら

朝、メールソフトを立ち上げたら唐突に高校時代の友達(現在、まったくの付き合いはないのだが)よりメールが来ているのに気づいて偽ロシアン・ティーを片手に「何だよ、宗教勧誘か?」という独り言と共に開封し(卒業当時によく電話がかかってきたのです。)そのまま文面をみつめたまま15分ほど腹を抱えて笑い転げてしまった。(むろん紅茶内のマーマレードはぐちゃぐちゃな上に冷めきりおまけに後で飲もうとしたらタバコの灰が入ってた!)なんていうか、「そーいうー結婚も有りなのか?」と。あまりにもプライバシーに触れすぎているので本人が読む事もないだろうが書けないのだけれども実際あるんだからねぇ、面白い上にかなり恐い事だ。(あまりにも内輪すぎるのだけれどもあえてこれは「ぼく自身の記録というか記憶」として書き残しておく)


笑い転げていたら異様に空しさが襲ってきたので「こりゃいかん」と思いブリア・サラヴアン『美味礼賛』をポッケに江古田に私用を済ます為に出かける。で、朝から「宗教勧誘か?」なんて独り言を言っていたのがいけなかったのか、どうなのかは分からないけども某駅の某公園で休んでいたら実際に勧誘される。で、喋り相手が欲しかったので相手していたら(「孤独な男は饒舌である。」フェルディナンの台詞だ。)「これに名前と住所を書いてくれ。」と彼は、言う。こっちが愛想良くしていたからこの青年に気に入られてしまったんだろう。で、それから周りの人間が注目するぐらいの(実際に人集まっちゃったからなぁ。)口論をしちゃったんですなぁ、30になって半年経過のこのぼくは。まぁ、何て言うか名前の記入欄に「ジョン・コルトレーン」って英語で書いちゃったのがいけなかったみたいなんだけどもね。そりゃ、怒られるよなぁ。実際、今その用紙を見たら綴りすら間違えているし。反省点として「こういう一人遊びは、もう止めます。」という事かなぁ。何も泣く事ないじゃん。青年よ。終止、笑顔だったこのぼくに。


今日の一枚。
山下洋輔トリオ 『Montreux Afterglow』
画像ないです。
男前なジャズ。