および追伸。

またも「雑司ヶ谷ニール・ヤングな古本屋」に行き幾冊か本を購入。資料的な役割のものと私的娯楽的なものを。(もう区別なくなっているのが恐い。)今日は店主の方(おそらく)とお話出来たのだがものすごく情熱的な方でニール・ヤングの話をすると喋るテンポを通常の「いらっしゃいませ」をシーケンサーのデフォルトBPM120とするとBPMは130になる。石野卓球ダンスフロアを「踊らすBPMは130」とインタビューで言っていたと思うのだけれども(ぼくの記憶では)まさに身振り手振りを加えて狭いレジの中で興奮気味に話してくれる。彼はとてもニール・ヤングが好きなのだ。多分、明日も『渚にて』がかかっているのだろうと思う。一番奥の「ユリイカ」や「現代思想」が置いてある場所がベストなリスニングポイントだとぼくは感じたのでもしこのお店に行く機会がある方は騙されたと思って試してみてください。

その帰り道、グリーンシアター前を抜けて某お寺から聴こえるお経をBGMにディスクユニオンレコファンへ向かう。本日のユニオンでの収穫は無し。レコファンではスティーリー・ダン『彩』の制作ドキュメンタリーのビデオを買う。見たかったんですよ。これ。

昨日から山下洋輔の「BANSLIKANA」という曲をコピーしているんだけども符割がどーなっているのか分からん。しかしこの曲を聴くと何故か「おかしなやる気」と「破壊衝動」にかられる。(どちらもぼくにとっては無縁なものだから。)もう少しゆっくりと分析してみようと思います。



今日の一枚とビデオ1本。

彩(エイジャ)

彩(エイジャ)

彩(エイジャ) [DVD]

彩(エイジャ) [DVD]

実際に購入したのはビデオ版で中古品。
内容が濃かった。没テイクとかもちゃんと残しているのですよ。
ウォルター・ベッカーとドナルド・フェイゲンのミキサー前でのコメントがすごく面白い。
制作過程のドキュメンタリーってほんとに面白いなぁ。


今日の数冊の内の1冊。

貧乏サヴァラン (ちくま文庫)

貧乏サヴァラン (ちくま文庫)

ちょっとブリア・サヴァランの研究でもしてみよっかなぁ、なんて事が残り少ない今年の裏テーマだったりします。




追伸。

「自分の持つ正義」を曲げる事が「今の時代を生き抜く処世術」みたいだ。
「孤立」する事は恐ろしく悲しいことだろうけども「正義」を貫いて「野垂れ死に」する方が数段カッコいいとぼくは思う。「処世術」を公使して生きている人間の笑顔を見てごらん。彼等の見せる「笑顔」には「他者を意識した安心感」しか見いだせない。年数により刻まれた「笑い皺」も均一。均一なモノを刻むよりも「疑う心」と「眉間の皺」の方が現在は「優しさ」を産むのではなかろうか?

教育テレビの『いじめ』に関する番組を観て思ったことです。


この件に関する一枚。

フリーク・アウト

フリーク・アウト

合唱コンクールで「ハングリー・フリークス,ダディ」を一発嚼まそう。
教師達は吹っ飛ぶだろう。(解する英語力があれば)
その代わりに内申点もぶっ飛ぶだろう。(ザッパの受け売りだけどもホントに学びたい人間はとりあえず図書館に行くべきだ。)