相性が悪い古本屋。

別に品揃えの趣味が合わないとか店主のおっちゃんが気難しげで怒っているとかでなく(おばさんやおねえさんがやっている古本屋ってのは稀だ。)その本屋は品揃えも悪くないし探していた本が低価格でポンと置いてあったりするし店員も多分バイトだと思うけれどもヤル気のなさからやってくる覇気のなさが丁度いい。
黄色い看板の大型チェーン店だと店の方針がそうなのか、どうなのか?ノリが体育会系で少しばかり鬱陶しい。
ちゃんと良くも悪くも売値の相場を考えてる? なんて事も心配してしまうし。

まぁ、それはともかくとして何がぼくにとって相性が悪いかと言えばですね。
そこに行くと確実と言っていいほど体調が悪くなるのです。
両手に本抱えて足取りふらふら。
額に冷たい脂汗。
軽い微熱と抜けない青空。
いつもでもそうなんだから何かあるに違いないのは確かなんですが分からない。
身近な怪現象。
今日にしたっておさまっていた頭痛が再び。

こんなことを繰り返しながら「部屋探し」は続いているわけです。


今日の一枚。
南米のエリザベス・テーラー

パリのタクシーの中ではなくて
疎らな人しかいない電車の中で聴いた。