今年の夏も終わったのだけども。

乾燥プルーンとブイヨンペーストとワイン抜きを買いに行くついでにレコード屋をうろうろし(その間に一緒に買ったバターがドロドロになっているのに気がついたのは先ほどの事。まだ夏なのか?)森高千里『今年の夏はモア☆ベター』を購入。
細野さんの半ソロプロジェクト的な作品なんだけども2人のゆるゆるでだるだるな加減がなんかいい。
エリック・ドルフィーなんか聴いた後に聴くと緊張と弛緩の落差が脳をふにゃふにゃにしてくれる。(それでも細野さんなんでよーく聴くと遊び満点なんですけども。)
そーいえばこの2人のローソンのCMも懐かしいもんです。
「プルーンのポーク煮込み」の火加減を気にしつつ聴いているのだけれども
森高千里に「いぬ! いぬ!」と連呼され「ふーらり、ふらふら、風来坊」なんて言われると火の事なんて忘れてしまう。
それにしてもこの人の声質は独特だなぁ。


今朝方、『バード』を観る。
チャーリー・パーカーの生涯を綴った伝記映画です。
映画としてはそこそこ面白いのだけれども(なんか賞を穫っているみたいだけども。)
いかんせん『マイルス・デイヴィス自叙伝』でマイルスによって語られるバードに関する記述が面白過ぎた!
あっちのが(きっとホラもあるのかもしれないけども)過激だしビバッパーなスリルもあるんだもんなぁ。
ディジー・ガレスビー、あんた人が良すぎるぜ。
なんで『自叙伝』を読む前の人には薦めます。
っーか、チャーリー・パーカーを聴きまくろうよ。


今日の映画

バード [DVD]

バード [DVD]


今日の2冊。

マイルス・デイビス自叙伝〈1〉 (宝島社文庫)

マイルス・デイビス自叙伝〈1〉 (宝島社文庫)

  
マイルス・デイビス自叙伝〈2〉 (宝島社文庫)

マイルス・デイビス自叙伝〈2〉 (宝島社文庫)



で、手製の高カロリー料理「プルーンのポーク煮込み」(バター20グラム&プルーン10個、豚のヒレ肉800グラム。全部食べたわけじゃないけども)を食しながら細野さんの新譜DVDを観る。

一言で言えば「極上のひと時」。
マンドリンとスティールギターが絡んで絡んで絡みまくる。
なによりも細野さんの声にガツンとくる。

細野さんもライナーで言ってるけどもクリックの呪縛からの解放。これが愉悦。ぼくにとっての快楽。YMO『LOTUS LOVE』のアレンジは「ひゃっはー!」(安斎肇の声で)って声上げます。(上げないヤツとはコーヒーは一緒に飲めないや。)

まだ特典ディスクと副音声ヴァージョンを観てないけどもなんかもったいなくてすぐに観たくないわけです。


今日のDVD。